2025/03/16 19:36

犬が怖がっているときに見せるサインは、いくつか典型的なものがあります。
- 耳を後ろに倒す
犬が耳を頭にぴったりとくっつけるように後ろに倒すのは、不安や恐怖を感じているサインです。- 尻尾を下げるまたは足の間にしまう
尻尾が下がっていたり、体に巻き込むようにしていたら、怖がっている可能性が高いです。- 体を縮こまらせる
体を低くして小さく見せようとしたり、うずくまるような姿勢を取るのは恐怖の表れです。- 目をそらす・白目が見える
視線を避けたり、白目が目立つ(いわゆる「クジラ目」)状態になるのは、ストレスや恐怖を示します。- 震える
体が小刻みに震えている場合も、怖がっているか不安を感じているサインです。- 吠える・唸る
一見攻撃的に見えますが、怖くて防衛本能から吠えたり唸ったりすることもあります。- あくびや唇を舐める
緊張や不安を落ち着かせようとして、あくびをしたり唇を舐めたりすることがあります。
犬によって個体差があるので、普段の行動と比べて「いつもと違う」と感じたら、怖がっている可能性を疑ってみてください。
怖がっている時の対処法は?
犬が怖がっている時には、まず落ち着いて優しく対応することが大切です。
- 安全な距離を保つ
犬が怖がっている原因(人、音、他の動物など)から遠ざけてあげましょう。無理に近づけるとストレスが増すことがあります。- 落ち着いた態度で接する
大きな声や急な動きは避け、低いトーンで穏やかに話しかけてください。あなたの落ち着きが犬にも伝わります。- 無理に触らない
犬が怯えている時は、触ろうとするとさらに怖がる可能性があります。そっと見守り、犬が自分から近づいてくるのを待ちましょう。- 安心できる環境を作る
静かな場所に連れて行き、隠れられるスペース(クレートや毛布の下など)を用意してあげると落ち着きやすいです。- 気を紛らわせる
お気に入りのおもちゃやおやつを使って注意をそらすのも効果的です。ただし、無理強いはしないでください。- 観察して原因を探る
何が怖がらせているのか(雷、知らない人など)を特定できれば、次回から予防策を取ることができます。
もし犬が頻繁に強い恐怖を示す場合や、パニック状態が続く場合は、獣医師やドッグトレーナーに相談するのも良いでしょう。
犬の性格や状況によって対応が異なるので、その子に合った方法を見つけてあげてください