2025/03/12 17:40

スタンレー・コーエン(Stanley Coren)という心理学者が著書『The Intelligence of Dogs』(1994年)で発表したランキングに基づいています。彼は犬の知能を3つの要素で評価しました:本能知能(生まれつきの能力)、適応知能(問題解決能力)、作業・服従知能(訓練への適応力)。特に有名なのは「作業・服従知能」のランキングで、犬種ごとの学習スピードや命令への反応を基準にしています。
以下がトップ10の犬種です(2025年3月11日時点でもこのランキングが広く参照されています)
- 1位 ボーダー・コリー

- 賢さの王者!牧羊犬として優れていて、複雑な指示もすぐに覚えます。集中力とエネルギーがすごい。
- 2位プードル

- トイ、ミニチュア、スタンダードどれも賢い!トリックを覚えるのが早く、適応力も抜群。見た目と頭脳の両立がすごいですね。
- 3位ジャーマン・シェパード

- 警察犬や救助犬として活躍する頼れる存在。忠誠心と学習能力がトップクラス。
- 4位ゴールデン・レトリーバー

- 優しい性格と高い知能で、介助犬としても人気。穏やかだけど頭の回転が速いんです。
- 5位ドーベルマン・ピンシャー

- 鋭い観察力と素早い反応が特徴。護衛犬としての本能と知能が光ります。
- 6位シェットランド・シープドッグ(シェルティ)

- ボーダー・コリーのミニ版みたいな犬種。牧羊犬の血統で、賢くて従順。
- 7位ラブラドール・レトリーバー

- ゴールデン同様、介助犬や探知犬で大活躍。穏やかで人懐っこく、学習能力も高い。
- 8位パピヨン

- 小型犬とは思えない賢さ!蝶のような耳が特徴で、敏捷性と知能を兼ね備えています。
- 9位ロットワイラー

- 力強さと知能のバランスが良い犬種。しっかりした訓練で素晴らしいパートナーに。
- 10位オーストラリアン・キャトル・ドッグ

- 牛を追うためのタフな犬。独立心が強いけど、指示を覚えるのが得意。
注意点
- このランキングは「作業・服従知能」に重点を置いているので、例えば猟犬や独立して働く犬種(ハスキーや柴犬など)は低めにランクされがちです。でも、それは「賢くない」という意味ではなく、性格や役割の違いによるもの。
- 個体差もあるので、同じ犬種でも性格や賢さはバラバラです!